鉛フリー実装対応の ためのステップ

鉛フリー実装対応のためのステップ

前回は、鉛フリーはんだの種類についてお話させていただきました。

今回は、鉛フリーはんだ実装を実施するための開発手順をお話させていただきたいと思います。

鉛フリーはんだ実装については、前回取り上げた通りの特性を満足したはんだの中から、お使いのはんだを選定することになりますが、事は簡単ではありません。はんだを選定してから信頼性を検査する一方、はんだ付けの作業工程についての検討も並行して進める必要があります。具体的な開発手順は以下の通りになろうかと思います。
【(株)ソルダーソリューション様監修】

鉛フリーステップ

このように書けば簡単に思われるかも知れませんが、現実には、はんだの選定後の信頼性試験だけでも、最低2ヶ月弱かかります。また、信頼性検査といっても、セットメーカ、部品メーカ、実装メーカそれぞれが実施するべき試験内容は異なります。

最初にやるべきことは、「製品の何を保証すれば妥当であるか」、これを明確にする必要がありますが、試験項目と保証数値自体がまだ業界で標準化されていないのが実情です。

JIS規格では、「JIS Z 3198」(H16年制定)において鉛フリーはんだの試験について規格化されていますが、この内容すべてを網羅しようとすれば膨大なコストがかかります。1社ですべての検査を完結しようとすれば数千万円かかることも珍しくありません。

開発手順のフローでは、はんだを決めてから評価に移りますが、実装条件を決定するまでに、信頼性の評価→解析→信頼性の評価→解析の作業を繰り返す事になります。

当社では、この信頼性評価試験にかける時間やコストを節約する提案をさせていただきます。

今回、信頼性の評価全般を網羅できる検討用基板を開発・発売しました。7月27日には鉛フリー関西サミットにおいて発表しました(6月23日付け日刊工業新聞に掲載)。すでに出荷を開始しましたので、ご希望のお客様は、お問い合わせください。

ご希望があればカタログをご送付いたします。