フレキシブルプリント配線板とリジットプリント配線板の相違(4)~積層

フレキシブルプリント配線板
と
リジットプリント配線板には、
工程に大きな相違があることは述べた。

フレキシブルプリント配線板の仕様は一品一様であり、

標準的な仕様が存在しない。

リジットプリント配線板を製造するための設備では

製造することが不可能で

価格も相応にならざるを得ない。

外形寸法

板厚

素材

層数

表面処理

などの一般的な仕様はもちろん、

層構成の策定が必要となることは前回言及した。

それは

リジット( 硬質 )プリント配線板と異なり、

フレキシブルプリント配線板には、

1層( 片面 )の配線板であっても

積層工程が存在するためだ。

フレキシブルプリント配線板の製造工程特有の工程であり

この工程は

リジットプリント配線板では多層板の製造工程でのみ採用される。

フレキシブルプリント配線板の製造工程は

積層工程の存在により長くなる。

また、積層工程において各層のズレを抑制するための

『仮接着』作業が設定されることも工程増加のひとつに挙げられよう。

『仮接着』後の積層工程の存在抜きにしては

フレキシブルプリント配線板の製造工程を語ることはできない。

機会をみて、FR-4、CEM-3をはじめとしたリジットプリント配線板とフレキシブルプリント配線板の工程表の比較データも公開したい。