L=1200mm 長尺プリント配線板(2)

前回は製品の画像をご紹介したが

今回は点灯させたものをご案内する。

LED点灯サンプル

全景の撮影が難しかったので巻きつけてみた。

L=1200mm

従来製品の使用を変更して価格低減を図った。

放熱性能を付与することも可能だ。

長尺フレキシブルプリント配線板の実装作業

LEDの実装案件についてお問い合わせが多い。

為替の動向も影響していると考えられるが、

信頼性の課題も少なからず影響していると思われる。

そこで、

プリント配線板の実装

つまり、プリント回路板の製造は

極力、日本国内での対応を志向して、

日本国内でのメタルマスクの調達を可能とした。

L=1300mm

までクリームはんだの印刷が可能だ。

大型メタルマスク

従来のメタルマスクは

600mm×550mm

の枠サイズが標準だが、

1560mm×750mm

までの大型サイズでの製造が可能だ。

長尺フレキシブルプリント配線板の用途(1)~ 照明

昨年任意の長さで製造することができる技術を開発して特許を出願した。

初回の試作品ではL=920mm の点灯サンプルを製作した。

この試作品の製造目的は、

高輝度LEDの点灯に際し、

LEDの発熱に耐えられるかの実験であったが

2日間の連続点灯実験で問題は発生しなかった。

そこで、

2015年2月に二次試作品を製造した。

二次試作品では量産製品を想定した回路とし、

発光色も3種類のものを製造した。

画像のうち、紫色のものは本来はRGBタイプのものだ。

少し、輝度は抑えたが、

L=730mm

で18時間の連続点灯実験でも問題は発生していない。

長期信頼性については、6月を目処に評価データを公開する。

過去3回の試作品の製造実績により、

1,000mm超の長尺プリント配線板の製造が可能となった。