プリント配線板と実装品の品質は
一元的に理解する必要がある。
プリント配線板の品質を管理したところで、
プリント回路板(実装完了後の製品)の品質の維持、管理は完結しない。
プリント配線板の品質のほかに
はんだの品質
実装条件(副資材の管理を含む)
部品の保管・管理条件
検査の条件や手法
納入仕様
など多くのファクターが最終製品の品質に影響を及ぼす。
プリント配線板の品質を確保のあたっては
プリント配線板の品質の維持、管理のみでは不足する。
電子機器の組み立て後に不具合が顕在化した場合の
リカバリーについてもある程度想定しておく必要がある。
期待された機能を発揮しない電子機器の不具合を特定することが
容易ではないことを予め理解していただきたい。