プリント配線板の良否判定~良品か不良品か

プリント配線板の品質の判定基準は
以前から言及している通り、
諸々の規格に定められる。
品質の良否を判定する場合、
判定基準を不明確な状況にあると、
良品と判定された製品が
入荷先で不良品と判定される場合がある。
組み込まれるによっては
機能上で問題がない不具合も存在する。
例えば、機能上問題がなくとも
規格上、不具合と判定される場合がある。
プリント配線板のキズ
表示誤り
シルク印刷のズレ/滲み
レジストインクの色合い
パターンのズレ
納品後の反り
などは、
良否判定の際に悩ましい不具合は枚挙にいとまがない。

以前、在籍していたプリント配線板メーカーでは、
正規の納入仕様から逸脱した場合
特別採用(特採)と呼称される概念があった。

問題になるのは、
納入仕様書に記載がない場合で、
不幸にも納品先で不具合判定を受けた場合だ。
事実、独立後にある顧客で問題が発生した経験がある。
その際は、責任の所在が問題になる。

従って、出荷の際には
納入先の受け入れ基準を
製造元と出荷先で
良否の判定基準を明確にしておくことが必要だ。
最近、海外企業に発注するケースが増えつつあり
製品の差し替えや代替納品が困難な場合がある。
中には、
発注数量に対して、余分に納品させることで
不具合の発生に備える場合が多いと聞き及ぶが、
この手法は推奨できない。
必ず、現場を見ておくべきだと考える。