フレキシブルプリント配線板とリジットプリント配線板の相違(5)~板厚

フレキシブルプリント配線板の最大の特長は、板厚にあると認識している。
フレキシブルプリント配線板と
リジットプリント配線板(FR-4/CEM-3など)の相違点として再三述べたが、
リジット(硬質)プリント配線板の場合は定尺で供給される一方、
フレキシブルプリント配線板の材料はロール形式で供給される。

また、積層に言及した項では、
フレキシブルプリント配線板の場合、
片面(1層)仕様の配線板であっても積層工程が存在することを述べた。
積層工程に採用される装置はリジットプリント配線板と相違はない。

さて、板厚であるが、
ロール形式で供給されるフレキシブルプリント配線板材料は、
材料単独では、最薄で10μであり、
積層されるカバーレイフィルムも同程度の厚さだ。
塗布される接着剤も同じで
製品となっても、片面配線のフレキシブルプリント配線板であれば
100μに満たない場合も珍しくない。

リジット(硬質)プリント配線板では
0.8mm~1.6mm程度が一般的な板厚であるが、
フレキシブルプリント配線板は 1/10 程度の厚さとなる。

また、ポリイミド樹脂を採用したフレキシブルプリント配線板は

耐熱性能が良好で

ガラスエポキシ樹脂で製造されるリジットプリント配線板の

倍近い耐熱性を有する。