フレキシブルプリント配線板の海外生産と国内生産の比較

円高であった時期の影響があり、

海外でプリント配線板を生産することでコストダウンが可能になる

との誤った認識が拡がっているような気がする。

コストは、材料費と加工費をベースに算出される。

海外製品のコストが安い理由は

前者と後者の総額に利益と管理費用を上乗せした金額になるが、

フレキシブルプリント配線板の材料は海外で製造することが難しく、

日本の他に材料を製造する能力を保有する企業は少ない。

特に

フレキシブルプリント配線板の場合、

アジア諸国で材料を製造することが困難で、

日本または一部の国の材料を持ち込むことが余儀なくされるため、

材料の輸送費用がコストに加えられる。

従って、日本からの輸送を前提とすると

材料費の高騰を招き為替リスクも足かせとなる。

最近は為替の円安基調も加わり、

海外で生産するメリットは無くなりつつある。

さらに、

高い実装技術が求められることから、

歩留まりの低下がさらにコストを高める。

個人的には、日本国内での製造を推奨したい。